生駒淳選手 レースレポート! (IJSBAワールドファイナル)

Posted on 10月 30, 2013 in News, レース

2013IJSBAワールドファイナル

 

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10月11日午前中にGPランナバウトの予選が有りました。
元々出る予定では無かったのですが本命のプロランナでミスコースをしない為の練習で急遽出る事になりました。
本番用のターボは使えないので予備艇のスーパーチャージャーで出る事になりました。
グリッドはピンポン球を引き、玉に書いてある番号が最初のグリッドになります。
自分はインコースのインから3番目。同じインコースにはダスティンファージングやグレッグワーナー、砂盃さんもいました。

 

 

スタートは上手く行ったのですがインから物凄い勢いでファージングに抜かれアウトから砂盃さんに行かれ目の前は水しぶきで真っ白。合流では7番か8番目位でした。
1周目混雑中に2台かわし5番目位まで上がり、途中ファージングがリタイヤしたので4番まで上がりました。前には2年連続チャンピオンのブッシェル、その前に砂盃さん、その前はワーナーと層々たるメンバー、頑張ったのですが抜けず4位でゴールでした。
無事に予選は通過出来たので一安心です。

 

 

 

午後のMOT1。
いいスタートで出たものの1ブイに行くまでに何かがおかしいと思いました。
急にエンジンが噴けなくなりアクセルをあけると止まりそうになります。
走る事もままならないのでそのままリタイヤで15位でした。
急いでエンジンを見るとバルブが折れていました。
すぐ家へ戻り修理開始。
明日に間に合わすために小西プロ達も来てくれて皆で急いで直しました。

 

 

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12日
朝6時に会場へ。
今日の予定は午前にプロランナバウトの予選と午後GPのモト2。
プロランナバウト予選。
HKS砂盃プロも、同じチームの竹野下プロも同じヒート。
いいスタートが出来、合流1位でそのままゴール。
去年は予選落ちし敗者復活で決勝に挑んだが今年はなんと1位!
予選1位通過という目標の一つ目がかなって嬉しかったです。
最近の4ストローク時代になってからプロランナバウトで日本人が予選1位通過は初めてと聞き余計に嬉しかったです。

 

 

 

午後のGPモト2。
予備艇のスーパーチャージャー艇で出たにもかかわらず出遅れつつも1ブイまでターボ軍団に遅れをとらずアウトコースの2番で合流を3位で通過。
スーパーチャージャーでもイケると思った瞬間飛んでました。嫌に滞空時間が長いな~と思っていたら次の瞬間には息が苦しくなり息を吸おうと水面に顔を上げた瞬間後続艇にひかれ、ひかれた勢いでまた水中に潜らされ息が吸えずに記憶が無くなり気がついたら救護室の中でした。
訳も分からずとにかく苦しかったのまでは覚えていますが救助された記憶は無かったです。
ナガイデザインのお気に入りのカーボンのヘルメットはあごの部分がバラバラに砕け頭頂部のパーツも全てが無くなっていました。
はじめは朝からの記憶が全て有りませんでしたが徐々に思い出してきました。
あごと脇腹を強打したらしく痛かったですが、他は怪我しておらず沢山の人に運がいいと言われましたがちゃんとネックガードをしていなかったら死んでいただろうと思います。
あとはハバスに行く前に墓参りをしておいたのが良かったのかもしれません。
とにかく寒く震えていたので急いで家に帰りました。自分は大事を取り早めに寝かせてもらいましたが、皆は整備と片付けを遅くまでやってくれていました。

 

12日
なんだったんだというような昨日の事故。今日はいたって元気に復活です。
よその国のライダー達もビックリしていました。お前はアイアンマンか?不死身か?といろんな国のライダーに声を掛けられ今日もレースをすると言うと皆日本人はクレイジーだと言っていました。大事なヘルメットが壊れてしまい、ヘルメットをクリスマックルゲージに借りました。
昨日GPでチャンピオンになったマックは非常にご機嫌で一日使っていいよと気持ちよく貸してくれました。サイズもピッタリだったのでありがたく借りました。

 

 

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いよいよ本番のプロ MOT1。
憧れのインのイン、去年のブッシェルの場所。
この場所も夢の一つでした。何故なら世界チャンピオンになる確率が一番高い所だからです。気合十分でスタートラインに並んだのですがフライングが2回続きました。
アウトコースはゴムが切れたので皆一度走る事が出来たのですが、インコースはゴムが切れたかったのでターボ艇はアンチラグをかけてはエンジンを切ると言うエンジンに良くない事を2回もやったままスタートとなりました。スタートと同時にアンチラグのボタンを離したのですが、エンジンがフケず出遅れてしまいました。それでも1ブイまでにはT4のタイ人と競っていたのですが大外から名も知らないボロボロの真っ黒なJETが追い抜いてきて2台で行き場を失いました。
そこにまた嫌な不調です。
何かが壊れました。アクセルを開けてもエンジンルームからガラガラ言うだけで進まない。
もうただ完走するために走るしかなかったです。結果は15位
竹野下プロが2位でゴールしたことがせめてもの救いでした。
自分のJETはロッカーアームが折れて破片がバラバラになっていました。
急いで今崎さん達が直すために家に戻りました。
最悪間に合わなかったら予備艇で出るしかないと思い自分は予備艇の準備です。
暫くすると今崎さん達が修理を終え戻って着てくれました。

 

 

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その後のMOT2はインの4番目。
スタートはそこそこ上手く行き合流で竹野下プロのすぐ後ろに入れました。
竹野下プロは5位でゴール。自分は6位でした。

結果はプロランナ総合8位でした。
去年の6位より順位は落ちましたが内容は良かったと思います。
次はタイキングスカップが12月にあるのでまた優勝目指して頑張ります。

マリンメカニック#86 生駒淳

 

 

 

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