aquabike Japan Rd.2 in ⼩⾖島

 

開催⽇   5/18-19

開催場所 ⾹川県 ⼩⾖島⼤部港沖

出場クラス   SKI GP1

使⽤マシン ProWatercraftRacing製 Pro Force

結果 Heat#1:4位 Heat#2:7位 総合:6位

 

 

3⽉に⾏われた開幕戦から1ヶ⽉半が経過し、⾹川県の⼩⾖島にてaquabike Japanの第2 戦が開催されました。今⼤会は⼤阪や愛知で⾏われる通常のクローズドレースとは異なり、 コーナーセクションが無く⻑い直線ばかりの耐久レースに近いレースにであり、また、スタ ート⽅法も通常とは異なり浜辺からスタートする“ショア⽅式”ではなく、沖でマシンに乗り 込んだ選⼿が横⼀線に並びスピードを乗せた状態でスタートする“ローリングスタート⽅式” でした。これらのことから低速域のスピードは要らず、中速から⾼速域でのエンジンセット アップを重点的に⾏い、レースに向けたマシン調整を⾏って参りました。

 

 

Heat#1

⼟曜⽇に⾏われたHeat#1は、強く吹いていた北⾵の影響でとても荒れた海⾯でのレース でした。私のスタートグリッドは抽選の結果よりポールポジションからのスタートでした が、正直あれだけ海⾯の荒れた中でのスタートではどのグリッドからのスタートでも⼤差 が無い状況でした。しかしPro Forceに限らずどのマシンでも厳しい海⾯でのレースではマ シンのスピード差が影響されないレースとなるので努⼒次第で順位も変わり、転倒などの ミスをせずそれでいて攻めた⾛りが出来るよう⼼掛けてレースに臨みました。  スタートではタイミング良くスタートを切る事が出来ましたが、 1ブイに到達するまでの 間に2艇に先⾏されてしまい3位で2周⽬へと向かいました。また沖へ向かうバックスト レートの間に4 位の選⼿に先⾏されてしまい順位を落としてしまいました。その直後 1 位 争いを⾏っていた選⼿が向かい波によって転倒したことにより順位を 3 位へと戻す事が出 来ましたが、その転倒を間近で⾒たことでより⼀層注意を測り残りの周回を⾛⾏しました。 その後は 2 位の選⼿を追い抜くべく全ての周回において異なるラインやアクセルの握り具 合を調整して⾛⾏しましたが、レース後半になっても⼀向に追い抜く事が出来ませんでし た。とうとう最終ラップになり唯⼀のパッシングポイントであった沖へ向かうバックスト レートを決死の覚悟で⾛⾏しましたが、 2位の選⼿に並びかけるほどまでに接近したものの 追い抜く事が出来ず、その後の追い波となる直線で4 位の選⼿に抜かれてしまい 4位での ゴールとなりました。

 

 

Heat#2 

⽇曜⽇に⾏われた Heat#2 は前⽇とは打って変わり波⼀つない平⽔⾯でのレースとなり ました。またトップスピードの向上よりも旋回性能を重視した船体形状の私のマシンでは とても不利な状況の海⾯となり、 1位を獲得する可能性が万に1つも無い状態でのスタート となりました。  スタートは抜群のタイミングで切ることができ、3位で2周⽬を迎えました。しかし2周 ⽬を迎えてすぐの直線で 1 艇抜かれて 4 位へと順位が下がり、またバックストレートでも
5位の選⼿に抜かれてしまいました。あまりの広すぎるコースでは順位をキープするための ブロックラインを⾛⾏することもできず、レース中盤には6位、7位と徐々に順位が下がり ました。どんなにアクセルを握っても、どんなに⾛⾏するラインを⼯夫しても順位が上がる ことも無く、レース後半に転倒した選⼿を抜いて 6 位に浮上しレースを終えることとなり ました。

 

 

レースを終えての感想 

今⼤会も開幕戦に引き続き良い結果を残すことが出来ず⾮常に悔しいレース内容となり ました。荒れた海⾯でのライダーの技量の低さ、平⽔⾯でも闘うことのできるマシンに仕上 げることが出来なかった⾃⾝のマシン整備⼒の低さ、どちらを取っても他の選⼿に負けて しまっていたことに悔しさを隠せません。⾃⾝のトレーニングを増やし、マシンに関してメ カニックの⽅とよりコミュニケーションを積み上げていくことで今回気付かされた問題点 をクリアして参りたいと思います。来⽉の第 3 戦に向けてレースは既に始まっております ので、この悔しさを糧に第3戦では優勝を⽬指して精進して参ります。  次のレースは来週末に⾏われるJJSBA第2・3戦の⼭⼝⼤会です。こちらのシリーズでは 開幕戦で優勝でき良いスタートを切れておりますので、⼭⼝⼤会でも連勝できるようチー ム⼀丸となり闘って参ります。  今後とも変わらぬご⽀援・ご協⼒のほど宜しくお願い致します。

 

 

レーシングスポーツクラブメイエン #37 ⼩原 聡将