JJSBA Championships 2018 Rd.4・5 

 

開催日
6/30-7/1

開催場所
福島県 猪苗代湖天神浜オートキャンプ場

出場クラス
A SKI

使用マシン
川崎重工業製 SX-R (Bee-Tec Tuned)

結果
第 4 戦
予選:1 位
決勝:2 位 総合:2 位

第 5 戦
予選:2 位
決勝:2 位 総合:2 位

 

 

 

アクアバイクのレースに引き続き 2 週連続での大会参戦となりました JJSBA シリーズの全日本選手権第 4・5 戦は、福島県の猪苗代湖天神浜オートキャンプ場にて開催されました。
シリーズの中盤戦である今大会ではシリーズタイトルに向けて重要な 2 戦であり、ポイントリーダーである自分としては何としてでも 2 勝を収めたいレースでありました。両日共に天候は不安定ながらも気温は 30℃を超えるほどに猛暑日であり、マシンとライダー共に熱ダレに気を付けなくてはならない程でした。風もほとんど吹くことなく、水面があれ無いレース展開となったため、マシンの速さが露呈するコンディションでもありました。

 

 

 第 4 戦

予選

 スタートグリッドは抽選の結果、インコースの内側から 2 番目でのスタートでした。1 度目のスタートでは完全に出遅れてしまったものの幸運なことに斜行の艇がいたために再スタートとなり、2 度目のスタートではホールショットを獲得できました。合流でも 1 位のままホームストレートを通過し、その後は危なげなく 1 位を守りきり予選をトップ通過で終えることが出来ました。

 

決勝

スタートグリッドはインコースのポールポジションでした。タイミング良くスタートを切りましたが右隣りのマシンにトップスピードの一伸びで負けてしまい、インコースの 2 位で合流へと向かいました。アウトコースのホールショット艇に続き 3 位で 2 周目へ突入し、まずは順位を 1 つ上げることに専念しました。 2 位の選手に 1 ブイ差も無い状態で離されずついて行くものの中々追い抜くまでには至らず、レースが後半に突入した 7 周目にようやくチョイスコースの合流で順位を上げることが出来ました。その後は 3 周かけて 1 位の選手に詰め寄り、限界を尽くして残りの 2 周でアタックを続けましたが追い抜きまでには至らず、2 位でチェッカーを受け第 4 戦を終えることとなりました。

 

 

 第 5 戦

予選

スタートグリッドはアウトコースの内側より 2 番目からでした。スタートで僅かに出遅れ 1 ブイを 4 位で旋回し、すぐに 1 艇を抜くことが出来ましたがアウトコースの 3 位で合流へと向かいました。ホームストレートを 4 位で通過し、ホームストレートエンドで 1 艇、3 周目のチョイスコースでの合流で 1 艇とすぐに 2 艇を抜いて順位を一気に 2 位まで上げました。その後は 1 位を追う展開となりましたが、追い抜くまでには周回数が足らず 2 位で予選を通過することとなりました。

 

 決勝

スタートグリッドはインコースの内側より 3 番目からでした。スタートではやはりトップスピードの一伸びで他の速いマシンに負けてしまい、1 ブイを 4 番目に旋回しました。しかし合流までのコーナーの全てでしっかりとスピードを乗せた旋回を行うことが出来、インコースの 2 位まで浮上して合流へと向かうことが出来ました。ホームストレートを 4 位で通過し、2 周目の右海面でコーナーを膨らんだ選手、及びチョイスコースの合流でそれぞれ 1 艇ずつ追い抜き、3 周目には 2 位へと順位を上げることが出来ました。その後は 1 位の選手を追い詰め続けるのですが追い抜きのチャンスが全く訪れませんでした。チョイスコースにおいてはインコースがアウトコースに比べ僅かに近く、インコースを選択する 1 位の選手に対抗するためにマシンがグリップをすることのできる限界速度でアウトコースの
旋回を続け 1 ブイ差も無い距離感をキープして追い続けていました。
そしてレース中盤に 1 位の選手がインコースを選択した際にコースを見間違えスピードダウンした千載一遇のチャンスが訪れたのですが、その同じタイミングで私はアウトコースを走行中に左ターンの旋回時において僅かにグリップが抜けてしまったことでハーフスピンを起こしてしまい、最初で最後のチャンスを棒に振ってしまいました。その後も再三のアタックを続けましたが 1 位の選手には僅かに届かず、 2 位で第 5 戦も終える結果となりました。

 

 

レースを終えての感想

 

シリーズタイトル獲得に向けて大事な 2 戦であったにも関わらず両日共に 2 位で終えることになってしまい、とても悔しい結果となりました。また、第 5 戦においては決勝にて優勝のチャンスがあったにも関わらず自身のミスでそのチャンスを逃し、どんなに攻めた限界走行であったとしてもプロライダーとして本当に情けないレースとなりました。猛省しております。
今後のレースではこのようなミスで順位を落とすことが無いよう、しっかりとマシンのコントロール力の向上に向けて練習に励み精進して参りたいと思います。
次回のレースは 7/21-22 に愛知県ラグーナ蒲郡にて行われる JJSF 及び aquabike Japanの全日本選手権となります。レースまでマシンのテストや練習のできる期間は残り 2 週間と僅かではありますが、アクアバイクでは次回こそ優勝できるようにマシンのセットアップも含めチーム一丸となって闘って参ります。
今後ともご支援・ご協力のほど宜しくお願い致します。

 

 

 

超!PonkanRacing 四国 89 番所 with Bee
#1 小原 聡将