2017 JJSF ジェットスポーツ全日本選手権 第4・5戦
開催日:6/17・18
開催場所:愛知県 蒲郡市ラグーナビーチ
出場クラス:JJSF: Pro Ski Open
使用マシン:カワサキ製 SX-R
結果:
第4戦 予選:2位通過
決勝:優勝
第5戦 予選:2位通過
決勝:優勝
福島県の猪苗代湖でJJSBAシリーズの2戦を終えた翌週にJJSFの全日本選手権シリーズが愛知県の蒲郡市にて行われました。マシンは猪苗代大会での反省点を生かしてBee-Tecさんにてマシンを改良し、マシンパワー及び操安性共に向上することができました。そのため猪苗代大会よりもさらにマシンに対する信頼を向上させて今大会へと臨むことができました。
レース当日の海面は、土曜日の第4戦では決勝で沖からの風が吹き海面の荒れた展開となり、日曜日の第5戦は打って変わったかの様なフラットな海面でレースを行いました。
第4戦
予選のスタートグリッドはアウトコースからでした。スタートのタイミングはとても良かったもののトップスピードが足りずにホールショットは獲れず、アウトコースの3位で合流へと向かいました。合流ではインコースからの2艇に先行されてしまい5位となるものの、最終コーナーでアウトへ膨らんでいった1艇を抜いて4位へと浮上し2周目へと向かいました。また2周目のチョイスコースでは3位の選手とは逆のインコースを選択し合流で追い抜いて3位へと浮上しました。その後は2位の選手を追いかける展開となりましたが追い抜くことはできず、3位でゴールをしました。しかし1位の選手がミスコースで失格となり、繰り上がりで2位での予選通過となりました。
決勝はインコースの一番外側からスタートしました。スタートは少し出遅れてしまいましたが1ブイを3位で旋回し、その直後にミスをしてアウト側へ膨らんでいった前走艇を抜くことができたためインコースの2位で合流へと進入しました。合流では3位でホームストレートを通過し2周目を迎えました。2周目のチョイスコースでは2位の選手をアウトコースから追い抜き2位へと浮上しました。しかし1周目にミスブイを犯してしまったことで解消ブイへと向かったことで3周目は再度3位へ順位を下げてしまいました。そして3周目のチョイスコースで再び2位へ順位を上げ、4周目でも同様にアウトコースを使用して1位へと浮上しました。それからは2位の選手を抑えて走行し、今季初のJJSFにて優勝を果たしました。
第5戦
予選のスタートグリッドは前日と同様のアウトコースからでした。抜群のタイミングでスタートし、アウトコースのホールショットで合流へと向かいました。合流ではアウトコースの選手に続いて2位でホームストレートへと向かい2周目へ突入しました。その後は毎周チョイスコースを分かれるなどして追い抜きを試みましたがあと一歩が及ばず、2位で予選を通過することとなりました。
決勝も前日と同様にインコースの一番外側からスタートしました。スタートではトップスピードが足らずにホールショットを逃し、インコースの2位で合流へと向かいました。合流では3位でコーナーを旋回し2周目へ突入しました。2周目では2位の選手がミスブイの解消を行う間に2位へと順位を上げ、1位を追いかける展開となりました。3周目ではチョイスコースを分かれたことで合流では1位の選手に1艇身差まで距離を縮めることができ、ホームストレートへ向かう最終コーナーを並ぶようにして旋回しました。そしてホームストレートエンドのコーナーでは1位の選手より減速を遅らせてコーナーへと進入し、アウトからまくって次のコーナーでは1位へと浮上しました。それからは2位以降の選手とのアドバンテージを広げていくことができ、第4戦に続き1位でチェッカーフラッグを受けることができました。
レースを終えての感想
今大会のレースでは2連勝を飾ることができ、さらに猪苗代大会を含めれば4連勝を果たし、とても満足した結果となりました。また今回の2連勝によりシリーズランキングを2位から1位へと上げることができそのことも含めて大変嬉しく思っております。これらの結果を残すことができたのも一重にサポートして下さるスポンサー様方のお陰でございます。ご支援いただき本当にありがとうございました。
次のレースは6/24にフィリピンのタクロバンにて行われる国際大会へと参戦して参ります。フィリピンでのレースは5年振りとなるため久々に会う現地のライダーとの交流を楽しみにしつつ、出場する4クラス全てでの優勝を目指して全力を出してきたいと思います。
今後ともご支援、ご協力の程宜しくお願い致します。
Racing Sports Club MEIEN
#23 小原 聡将