2016年 年間レースレポート
今年は4月の開幕戦までにパーツが足らず、走れないよりはとエントリーしたスキーでのスタートでした。
そもそもノーマルの何もしていない古いスキーで素人の体力づくりと思いウィメンのB級にエントリーしたらランナーがA級だからと、ウィメンのA級で走ることに・・・。
プロウィメンとの混走、周回遅れと迷惑にだけはならないようにと必死で走り、悪天候のため決勝中止で終わったものの予選だけでもいい経験になったと思っていました。
ところが、いきなりハイドロスペースに乗ることになり、練習もなしで5月の第2戦エントリー。
乗り方もわからないまま辛いだけのレースでしたが、乗れない分乗れるようになりたいと思い、中途半端に考えるなという助言もありそのままそれ以降のレースをウィメンのA級で走りました。
乗るのも初めてなら整備も初めて・・・。
落水で止まればエンジンがかからずそこで終了、スタートでエンジンがかからない、予選で壊れる・・・など人に聞きながらも自分の知識不足で決勝が走れないレースがたくさんありました。
ランナーに関してはメカニックの今崎さんがしてくださっていたので安心して走れましたが今年一年は自分1人ですべて行うことの大変さを勉強しました。
9月の最終戦はランナーで走って終わりたいと、旦那様の予備パーツになっていた自分の部品を取り返し、直して参戦。
昨年のハバス以来一度も乗っていない、久しぶりのランナーのレースにドキドキしながらも出た予選はホールショットからのミスブイで2位通過。
決勝は事情により走ることが出来ませんでしたが、最後にやっとレースらしいレースで一年を終わることが出来ました。
タイの世界戦が終わり、やっと今年一年を振り返ってみると、楽しいかったとは言えない年でした。
肋骨のヒビ、頚椎の損傷などケガも多かったけど・・・スキーとランナーの違い、ターボとスーパーチャージャーの違い、耐久レースで初めて乗った過給機が無いランナーの面白さ、整備することの難しさと面白さ、ほかにもたくさん経験し勉強になった一年でした。
走れないレースがあった分、裏方に回ることでサポートのために来てくださる人やチーム員の協力なくしてはレースができないと改めて思いました。
今年一年レースをするにあたって、全くわからないハイドロスペースに関してアドバイスや注意、面白さを教えてくださった桜井さんと向井さん、日高さん。
ホルダーを一年間してくれた小宮さん、わざわざ遠くから応援に来てくださった方やサポートしに来てくれた方々。
レース会場で困っているとすぐに助けてくれる他のチームの方々。
そして何よりチーム員とスポンサーしてくださる方々にお礼を申し上げたいと思います。
今年一年本当にありがとうございました。
自分が走れたことをたくさんの方に感謝します。
今年は走れなかったアメリカのワールドファイナルを念頭に、来年を考えていこうと思います。
最後にアメリカのワールドファイナルで悩んで苦しみながら走り続けて、プロランナバウトオープン3位を獲った自分の旦那様にお疲れ様とおめでとうを言いたいと思います。
マリンメカニック
A R/A SLD #86
A WOMEN SKI LTD #9
生駒 明美
SPECIAL THANKS
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