全日本ジェットスポーツ選手権 第4・5戦
開催日: 5月20・21日
開催場所: 愛知県 蒲郡市
出場クラス: Pro Ski Open、Spark Stock
使用マシン: S4、Spark
結果
Pro Ski Open
第4戦 予選:4位通過
決勝:4位
第5戦 予選:5位通過
決勝:8位
Spark Stock
第2戦 予選:1位通過
決勝:優勝
第3戦 予選:2位通過
決勝:準優勝
先月に行われた全日本選手権の第2・3戦から1ヶ月弱が経ち、今回も愛知県にて全日本選手権が行われました。2日間共に安定しない天気が続き、寒暖の差が激しく、時折スコールにも見舞われる天気でした。
Pro Ski Open
第4戦
予選はインコースのイン側から2番目でのスタートでした。練習走行の時からいまいちマシンの調子が悪く、ただ原因が判らなかった為そのままの状態でスタートをしました。やはり1ブイまでに出遅れてしまい、インコースの3位で合流し、6位でホームストレートを通過しました。その後もマシンの不調が続き前の選手について行くのがやっとという状態でした。しかし、3周目、4周目共に前を走行していた2艇がマシントラブルでリタイアしたため、気づけば4位に浮上していました。そしてそのまま順位変わらずゴールとなりました。
決勝ではインコースの大外を選んでのスタートでした。マシンの不調に至っては、プラグを交換する事で少し調子を取り戻しました。スタートはタイミング良く飛び出すことができ、1ブイを2番で曲がる事ができましたが、波で大きく跳ねてしまいバランスを崩している間に4位になっていました。合流では6位で曲がる事ができホームストレートへ向かいました。5周目にどうにかチョイスコースで5位の選手を抜き去ることができ、5位に浮上しました。また、7周目に4位の選手もバックストレートで抜く事ができ、4位に浮上しました。その後はだいぶ先を走っていた3位の選手を追いかける展開となりましたが残りの周回数では追いつくことができず、4位でのゴールとなりました。
第5戦
予選はアウトコースの一番イン側からのスタートでした。スタートする瞬間にたまたまタイミング悪く波がやってきて、それに刺さってしまったため少し出遅れながらのスタートとなりました。1ブイには4番目に進入しましたがどうにか1艇を抜いてアウトコースの3位で合流する事ができました。5位でホームストレートを通過してからは前を走る4位の選手を追いかける展開となりました。しかしその後は1位-5位までの間は全く順位が変わらず、5位のままでのゴールとなりました。
決勝は今回もインコースの大外からスタートしました。スタートをとても良く切ることができ、それでもインコースの3位で合流へ向かう形となりました。6位でホームストレートを通過し、ここから追い上げていく展開となりました。しかし4周目のチョイスコース走行中に、コーナーでの立ち上がりで波に刺さってしまい、その時の立ち上がりでステップから足が抜けてしまいました。すぐにマシンに乗り込みましたが順位を2つ下げて8位になっていました。その後は7位の選手にどうにか追いついたところでゴールとなってしまい、8位でのゴールとなりました。
Spark Stock
第4戦
予選はアウトの大外からのスタートでした。スタートをばっちりと決めることができ、ホールショットを取る事ができました。合流でも1位で曲がる事ができ、そのままホームストレートへ向かいました。その後は順位が変わらず、1位のままでゴールしました。
決勝ではインコースの一番イン側でのスタートでした。スタートでは今回もホールショットを取る事ができましたが、合流ではアウトコースから来た選手に先行され2位でホームストレートを通過しました。その後は毎周チョイスコースを分かれ、4周目の合流でトップ艇の一瞬のミスをつき1位に浮上することができました。そしてそのまま順位変わらずトップフィニッシュをしました。
第5戦
予選はアウトコースの一番イン側からスタートしました。スタートのタイミングはとても良かったのですが1ブイまでに1艇に抜かれてしまい、アウトコースの2位で合流へ向かいました。合流ではインコースの選手よりも早く曲がる事ができ、2位でホームストレートを通過しました。その後はどうにか1位のマシンに離されないようにするのがやっとで、2位のままでのゴールとなりました。
決勝はアウトコースの一番イン側からスタートをしました。どうにかホールショットを取る事ができましたが、インの選手に先行されてしまい、2位でホームストレートを通過しました。その後はアウトコースがあまりにも遠く設計されていた為にチョイスコースが全く使えず、1位の選手を抜くチャンスがありませんでした。最終ラップまで順位が変わらず、2位でのゴールとなりました。
レースを終えての感想
今回のレースも無事に怪我無く終えることができました。しかし、プロスキーでは結果を残すことができず、とても悔しいレースとなりました。これまでと違い、エンジンのパワーが徐々に下がってきているためホールショットを取れる様な展開ではなくなりました。そのため、常に追い上げが必要になる展開の中で、竹之下選手や國分選手の様にどんな順位からでも追い上げていける技量が必要だと感じました。しっかりと次のレースまでに練習をし、今のマシンでも勝てるような技量を更に身につけて行きたいと思います。
また、スパーククラスでは第5戦で優勝を逃してしまいました。次の第6・7戦では、これまでサポートして頂いていたマシンが用意できないとの事なので、他にマシンをサポートしていただける方が見つかり次第、参戦したいと思っています。
次のレースは今週末に行われるJJSBAの全日本選手権の猪苗代大会です。こちらのレースはマシンをサポートして頂いているため、レース当日に用意されるマシンで優勝を目指して走りたいと思います!
今後とも変わらぬご支援、ご協力の程宜しくお願いいたします。
Racing Sports Club MEIEN
#15 小原 聡将