21

 

JJSF全日本ジェットスポーツ選手権第6・7戦

 

開催日: 7月25・26日

開催場所: 愛知県 蒲郡市

出場クラス:

Pro Ski Open
Spark Stock

使用マシン:
S4
Spark

 

結果:
Pro Ski Open
第4戦 予選:3位通過
決勝:3位
第5戦 予選:3位通過
決勝:4位

Spark Stock
第2戦 予選:1位通過
決勝:2位
第3戦 予選:2位通過
決勝:2位

 

 

先週末の石川県の千里浜にて行われたJJSBAのレースから1週間経ち、

愛知県は蒲郡にて行われたJJSFの第6・7戦に参戦致しました。

 

先週末のレースや大学での期末試験等が重なり、

あまりマシンのテストが今回のレースまでに行えず、

レース会場で何度もパーツを交換するなどして

マシンを現地の状況に合わせてセットアップしていく形となりました。

 

また、連日とも気温は37℃に達し、

それでいて会場に吹く風の風向きによって

大きなうねりをともなうコースになり、

マシン、ライダー共に実力が問われるレース展開となりました。

 

2

 

 

       Pro Ski Open

第6戦

予選はインコースの一番イン側でのスタートでした。

スタートではタイミング良くアクセルを握っていけたものの、

いまいちマシンのセッティングが合っていなかったために

出遅れてしまいました。

 

1ブイを2番で曲がり、合流ではアウトコースから来た2番の選手と

並びかけるように曲がっていきました。

しかし一瞬のミスからその選手に先行を許し、

4位でホームストレート通過する事となりました。

その後は3位の選手を追いかけていく展開となりました。

4周目には3位の選手のミスコースにより順位を1つ上げ、

3位に浮上する事ができ、そのままの順位で予選を終える事となりました。

 

決勝までにはマシンのセッティングを

今一度見つめ直して繰り返しテストを行い、

自分の納得がいく状態で決勝のスタートグリッドに並びました。

 

スタート位置はインコースの大外でした。

1度目のスタートはフライングの選手がいた為に仕切り直しとなり、

2回目のスタートでは1位の選手と2挺身差、

2位の選手と1挺身差をつけられた状態で、3位で1ブイを曲がりました。

合流ではアウトコースから来たホールショット艇が3位となって先行し、

自分は4位でホームストレートを通過しました。

2周目に入り、チョイスコースで3位の選手と逆のコースを選んで走り、

合流ではなんとかその選手の前に出る事ができた為、3位に浮上しました。

 

その後はトップ争いを行っている1・2位の選手を追いかける展開となりました。

しかし、4位の選手を引き離す事は出来るものの、

2位の選手には追いついていくどころか、

周回を追うごとに離されて行くという状況になり、

マシンのセットアップ不足を痛感しました。

 

それでも必死に追いかけ続け、

そのお陰か残り2周の段階でミスをして順位を下げた1位の選手の

すぐ後ろまで近づくことができました。

しかし追い抜くことはできず、3位のままでゴールとなりました。

 

 

第7戦

予選はインコースの一番外側でのスタートとなりました。

スタートのタイミングも良く、インコースの2位で合流に向かい、

ホームストレートを3位で通過する事ができました。

3周目を迎える頃にマシンに不調が表れ始め、

マシントラブルによるリタイヤを恐れて気を付けて走行した結果、

チョイスコースの合流で4位に下がってしまいました。

しかし最終ラップに3位の選手をどうにかチョイスコースで抜かし返し、

マシントラブルを抱えながらも、

どうにか3位で予選を通過する事ができました。

 

予選終了後、決勝が始まるギリギリまでマシン修理を行い、

どうにか決勝を走れる状態にまでマシンを持っていきました。

 

決勝ではインコースのイン側から3番目でのスタートでした。

今回も1度目のスタートではフライングを行った選手がいたため、

2度目のスタートで成立しました。

今回も昨日同様インコースの3位で合流へ向かいました。

ホームストレートではアウトコースから来たホールショットの選手を挟み、

4位で通過しました。

それからは3位の選手を追いかける展開となりましたが、

残り2周の段階で3位の選手に追いつく事ができました。

しかし最終ラップまで追い抜くことができず、

4位でのゴールとなってしまいました。

 

11

 

              Spark Stock

 

第6戦

予選はアウトコースのイン側から3番目でのスタートでした。

抜群のタイミングでスタートし、ホールショットを獲得する事できました。

合流でも1位で通過する事ができ、

その後はミスなく走れたため1位でゴールをする事ができました。

 

決勝はインコースの一番内側でスタートしました。

ホールショットは獲れず1ブイを2位で曲がりました。

しかし合流までに1位の選手を追い抜くことができ、

インコースの1位で合流に向かうことができました。

ホームストレートにはアウトからの選手が先行したため、

2位で2周目を迎える事となりました。

それからは全力で追いかけ続け、

残り3周の段階で1位の選手のミスによりすぐ近くまで追いつきましたが、

追い抜くことはできず2位でのゴールとなりました。

 

 

第7戦

予選ではアウトコースの2番目でのスタートでした。

今回はホールショットが獲れず、

アウトコースの2位で合流では3位になりました。

その後は2位の選手と2位争いとなり、

なんとか最終ラップで2位に浮上する事ができ、

そのまま2位でのゴールとなりました。

決勝はアウトコースの一番内側でのスタートでした。

1ブイまで2艇でホールショット争いをする形となりましたが、

波を越えるタイミングの良さから自分のマシンが前に出て、

1位で合流へと向かいました。

しかし合流では今回も2位となってしまい2周目を迎える事となりました。

その後は1位の選手と距離を縮める事ができず、

努力をしたものの2位でのゴールとなってしまいました。

 

 

     レースを終えての感想

 

今回のレースは、いくつかトラブルやセットアップ不足がありましたが、

大きなマシントラブルはなく、無事にレースを終える事ができました。

プロスキークラスにおいては第2戦振りでの表彰台獲得となりました。

しかし翌日の第7戦では4位獲得となってしまい

それがとても残念であり悔しい結果となってしまいました。

正直、現在の状況を客観的に考えれば、

今の自分の実力とマシンでは3位が限界です。

これは、真摯に受け止めています。

この順位以上は運次第となってしまうのが実情です。

そのため、第7戦で4位という結果になってしまった事は

自分の努力が足りなかった事であり、申し訳ない結果となりました。

また、スパークカップでは2戦連続優勝を逃してしまった事も残念でした。

 

JJSFの全日本選手権は大阪での最終戦を残すのみとなりました。

プロスキークラスでは、今一度マシンの体制を整え、

今が試練の時だと考え更に良い結果を残せるように自分を追い込み、

努力して参りたいと思います。

また、スパークカップは、

自力での全日本チャンピオン獲得の可能性が残っているため、

最後まで諦めず頑張りたいと思います。

 

スポンサーの皆様に喜んでいただけるような結果が残せるよう、

サポートしていて良かったと感じて頂けるよう、

精一杯の努力を次のレースまでに行っていきたいと思います。

今後とも変わらぬご支援・ご協力の程宜しくお願い致します。

 

 

DSCN3209

 

Racing Sports Club Meien

#15 小原 聡将