2024
Hunthington
Beach race 報告書

 

初総合優勝できました!
サポートして頂いてる皆様、応援して頂いてる皆様、僕に関係してくれている皆様、本当にありがとうございます。

 

4月30日、lax空港に朝到着。まずは桜レンタカーに今回のレース活動に使用するバンを借りに行きました。その後、ロサンゼルスで自分のマシンを保管して頂いてる、日野さんの倉庫へマシンを取りに行きました。そしてマシンをバンに積み、今回はホテルじゃなく、家を借りたので、家向かいました。そして妹とお母さんに家事をやってもらっている間に、マシン作りを父と一緒にしました。
5月1日、マシン作り(マシンチェック、デッキマット、デカール)と、生活必要品の買い出しでした。
5月2日、初めてオーシャンサイドで、マシンチェックと少し練習でした。マシンの調子はとても良く、波の形はあまり良くありませんでしたが、村尾さんや、今泉さんに波のことについて色々教えていただき、昨年よりも波のタイミングが分かっていたので、ジャンプを昨年より飛べるようになったり、波がある中でも結構攻めて走ることができて、自分自身の調子も良かったです。昨年のサーフに対しての気持ちは「恐怖」でしたが、「楽しい」という気持ちに変わりました。怪我もなくこの日はいい感じで終了です。
5月3日、この日はレース会場へレースチェックインと搬入でした。昨年とは違い、友達ができていたので、友達にお願いしてジェットやテントをatvなどで運んでもらいました。大体の流れが分かっていたので、昨年よりだいぶスムーズに搬入ができました。

 

 

Race day

Day1
まずは、練習走行から始まります。この日は風はないですが、天気は曇りで寒かったです。波は大きいですが、形は綺麗でした。練習走行では昨年とは大きく違い、昨年は一周しか走れなかった僕ですが、今年は周りのライバルについていけた事で、いけそうだなと実感できました。
Moto1
波の形もよく、レース直前まで寝たり友達と喋ったりしてだいぶリラックスできていました。ですが、やはりスタートグリッドに並ぶと緊張も出てきました。そんな感じでポンプアップ。全集中しました。するとシグナルがなり、すぐに反応することができ最初はトップで出て行きましたが、1ブイまでの波の選択で少し遅れてしまい2番手。その後に得意の追い波で他のライダー達を追い抜くことができ、1番手に浮上できました。jetskiの大会では一番手を走ったことがなかったので手堅く行き過ぎてしまい、体が硬くなってしまい追い波でおもいっきり刺さってしまい、4番手に落ちてしまいました。そこから必死に追い上げたのですが、トップには届かず2番手フィニッシュ。悔しいレース展開でした。

 

 

Moto2
午後のMoto2は、少し風が強くなり、海面は荒れ、波の形は崩れました。
Moto1の悔しい気持ちバネに挑んだMoto2はスタートから気合が入ります。シグナルがなると反応良く飛び出し、トップで出たんですが1ブイでアウトから被せられ、2番手でした。すると、波が荒れていたので1番手の選手がジャンプする時に、波のタイミングをミスし、転倒したのでその隙に抜かして、1番手に浮上しました。そのまま転けないように集中して走り、ゴールする頃には全員ラップできました。Day1の終わりは気持ちよく終われました。

 

 

Day2
この日は本当に最悪のコンディションでした。天気はいいですが、風がめちゃくちゃ強くて波がぐちゃぐちゃです。本当にどこを走ればいいのかわからないぐらいライン取りも難しかったし、白波がデカくて先が見えないし、何個も連続で形が崩れたbig waveがくるし、本当にワンミスでアウトという状況でした。
Moto3
スタートは、危なすぎる状況に気持ちが負けて、遅れてスタートしてしまいました。遅れている事に焦りが出てしまいおもいっきり白波に突っ込んでしまって、転けてしまいました。そしてどんどん波が来るので早く逃げないと波に飲み込まれて、復帰できなくなってしまうので、ジェットの船体からは落ちていたけどハンドルは掴んでいたので、とりあえず体は乗ってないままで左に逃げました。そして一ブイに向かって走り出し、あー最下位スタートなんだろうなーと思いながら走っていたら、まさかの一ブイで3番手だったのでびっくりしました。どうもあのまま転けずにみんなと同じ右側を走っていたら、左側より、右側のほうが波がデカくて、荒れていたらしいので、みんなそこで苦戦していたらしいです。
そして、得意の追い波で1番手、2番手を抜かせました。その後も転けずに、丁寧に走りました。そして迎えた最終ラップ。そして最終ラップの追い波。このまま1番手ゴールだ。と思ったその瞬間。見事に刺さりました。船体と完全に体が離れてしまい、ハンドルも掴めていなかったので、泳いで取りに行くしかなかったです。そしてなんとかジェットに乗り込んだと思ったら、今度はテザーコードの差し込みができなくて、焦り、手が震えて余計に時間がかかりました。
復帰してゴールチェッカーを振られた時、転倒復帰の間に、抜かされたかどうかわからなくて、何番手ゴールかわからなかったです。そしてみんなに話を聞くと、どうやら2番手と差が空いていたので、復帰するのに時間はかかったけど1位フィニッシュでした。そしてMoto4に向けて、父親と作戦を立てているときに、辻本さんから、Moto4は多分中止と言われてびっくりしました。このままMoto4が無くなれば総合1位で終われるけど、なんか走りきってないような感じもするし、もしゴールの時に総合優勝って分かっていたのなら、ガッツポーズをしたかったという気持ちもあって、なんか複雑な気持ちで、嬉しいのはうれしかったけど、心から喜べてないような、、、そんな気持ちでした。
Moto4は中止というアナウンスが流れてきました。

理由はおそらく、コンディションが悪すぎるのと、怪我人が出たりとか色々あったからでしょう。
こうして2日間のRace dayが終わりました。

 

 

 

皆様本当にありがとうございました。皆様のおかげで今回、このようにいい結果で終われました!ここで勝てたからって気を抜かず、次のレースまでしっかり努力し、ワールドファイナルでも、全力を尽くせるように頑張ります!

チーム Force racing
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